本格的に歯を白くしたいという方はオフィスホワイトニングがおすすめです。
オフィスホワイトニングとは、クリニックで本格的に歯を白くする方法です。
この記事では、オフィスホワイトニングをする際のメリットやデメリット、注意点を解説します。
オフィスホワイトニングの料金相場についても紹介するので、クリニック選びの参考にしてください。
オフィスホワイトニングで白い歯を手に入れましょう!
<この記事で分かること> オフィスホワイトニングではどうやって歯を白くする? オフィスホワイトニングをするメリット、注意点とは何? オフィスホワイトニングの料金相場はいくらぐらい?
オフィスホワイトニングとは?特徴や必要な期間をチェック
オフィスホワイトニングは、クリニック(歯科医院)で歯科医や歯科衛生士といった専門家に直接施術してもらうホワイトニングの方法です。
プロによる施術なので、濃度の高い薬剤を利用できます。
そのため、家で行うホームホワイトニングに比べて、ホワイトニングの漂白効果を高く実感できるでしょう。
ただし、クリニックに通う手間や料金面がやや高いというという特徴があります。
種類 | 方法 | 特徴 |
---|---|---|
オフィスホワイトニング | クリニックでホワイトニングを進める | 効果が出るまで早い |
ホームホワイトニング | 1度来院した後に自宅でホワイトニングを進める | 長持ちする |
セルフホワイトニング | サロンに行って自分でホワイトニングをする | 料金が安い |
デュアルホワイトニング | ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの併用 | 効果が出るまで早いが、料金が高い |
オフィスホワイトニングはどれぐらいで白くなる?
オフィスホワイトニングは1週間に1度、3~5回通うというのが平均的です。
3~5週間という期間が必要になるため、ホワイトニングの効果が出るには1ヵ月前後の期間を見ておきましょう。
オフィスホワイトニングにかかる時間は1回あたり30~60分ほどです。
オフィスホワイトニングはどれぐらい持続する?
オフィスホワイトニングの効果が持続するのは3ヵ月間から6ヵ月間(半年)ほどとされています。
効果が速く出る反面で、色が戻るのも速いです。
ホームホワイトニングでは少しずつ白くしていくため、色戻りにも時間がかかり、効果が長持ちします。
オフィスホワイトニングの流れ
オフィスホワイトニングの流れは以下の手順で進められます。
<オフィスホワイトニングの流れ> 1.ホワイトニングについての説明 2.シェードガイドの確認 3.歯肉の保護 4.ホワイトニング剤の塗布 5.歯のクリーニング
シェードガイドによって歯の色や状態をチェックしながら進めるため、担当医と相談しながらホワイトニングの進行具合を確認できます。
シェードガイドとは
シェードガイドとは、ホワイトニングの説明をする際に使用される歯の色を見本にしたものです。
オフィスホワイトニングをする際はシェードを使いながら色の確認をします。
オフィスホワイトニングでは施術をするごとにシェードを確認しながら歯を白くしていきます。
オフィスホワイトニングのメリット
オフィスホワイトニングを受けることで、以下4つのメリットがあります。
クリニックで専門家によって施術を受けられるため、虫歯の予防など健康面にも役立ちます。
- メリット1.1度に受けられる効果が大きい
- メリット2.効果にムラがない
- メリット3.痛み対策ができる
- メリット4.虫歯対策ができる
メリット1.1度に受けられる効果が大きい
オフィスホワイトニングでは1度に受けられる効果が大きいのが特徴です。
30~60分ほどの施術で一気に漂白できるため、3回ほどクリニックに通えば驚くほど歯が白くなるとされています。
効果の高いホワイトニングができるのは、濃度の高い薬剤を利用していることが理由です。
クリニックでは歯科医や歯科衛生士など資格を持った人のみ使用を許されている高い濃度の薬剤を使えます。
オフィスホワイトニングなら、ホームホワイトニングやセルフホワイトニングでは体験できない効果の高いホワイトニングを実感できます。
メリット2.効果にムラがない
オフィスホワイトニングでは、歯科医や歯科衛生士など歯の専門家による施術を受けられます。
プロの施術は効果にムラを生じさせないため、歯の全体を満遍なく白くできるのです。
ホームホワイトニングやセルフホワイトニングは、自分で施術をするとムラが生じる場合があるため、安心してプロの技術に任せられます。
メリット3.痛み対策ができる
クリニックでは施術中に痛み対策ができます。
ホワイトニングに付き物のトラブルとして、薬剤が歯茎などに染みて激痛がするというものがあります。
クリニックでは施術中に痛みを感じた場合、医師が何かしらの対策を行ってくれます。
メリット4.虫歯対策ができる
クリニックで施術してもらうと虫歯対策にもなります。
ホワイトニングを行う際は、口内環境をチェックするため、事前に虫歯の有無をチェックできるのです。
自覚のない無症状の虫歯であっても、ホワイトニングを機に虫歯の発見ができるので歯の健康管理に役立ちます。
オフィスホワイトニングのデメリット
オフィスホワイトニングは便利な一方で、以下3つのデメリットに注意しましょう。
- デメリット1.料金が高い
- デメリット2.人によっては痛みが強いことがある
- デメリット3.クリニックに通う必要がある
まず、クリニックに毎回通わなければいけないというのが、人によっては負担に感じることもあるでしょう。
料金面についても負担が大きいので、予算に合わせた方法を選びましょう。
それぞれのデメリットに注意してオフィスホワイトニングを選ぶのか違う方法を選ぶのか検討してください。
デメリット1.料金が高い
オフィスホワイトニングは一般的なホワイトニングの手段としては料金が高めです。
クリニックによっては分割払いに対応しているところもあるため、負担のない支払方法を選択できます。
なお、ホワイトニングは健康保険の適用対象外であるため、全額自己負担となります。
デメリット2.人によっては痛みが強いことがある
ホワイトニングをする際、痛みが気になるという方は多いです。
痛くなる原因は、虫歯や歯周病など、歯に何らかの異常があるケースです。
ホワイトニングの際に痛みが気になるという方は、ホワイトニングの前に歯の状態を検査してもらいましょう。
デメリット3.クリニックに通う必要がある
オフィスホワイトニングは毎回クリニックに通う必要があります。
人によっては毎回クリニックに通うことが億劫に感じたり、急な用事でクリニックに行けないという場合もあるでしょう。
クリニックは混雑具合によっては待機時間が必要になることもあるため、予約を取ることで待ち時間なくスムーズに利用できます。
ホワイトニングをする際の注意点
オフィスホワイトニングを受ける際にはいくつか注意しなければならない点があります。
ここでは、ホワイトニングを受ける際の注意点について解説していきます。
- 食事制限がある
- 人工の歯には効果がない
食事制限がある
ホワイトニングをする際には食事制限に気を付けなければいけません。
ホワイトニングをしている期間は「脱灰」とい、歯に色が着きやすい状態となっています。
そのため、色の濃いものを口に含むと歯に着色しやすいリスクが高くなってしまうのです。
少なくとも施術をした当日は、色の濃い食べ物や調味料を避けるようにしましょう。
<脱灰とは?> ホワイトニングにおける脱灰とは、ホワイトニング剤によって歯の表面が一時的に溶けている現象です。 脱灰の状態になっている場合は歯の表面が溶けて色が着きやすい状態になってしまうため注意しましょう。 脱灰の状態は1日ほどで修復されて(再石灰化)、自然に解消されます。
ホワイトニング期間中に避けるべき食べ物・調味料
色の濃い食べ物や飲み物、たとえば「コーヒー」や「チョコレート」など黒色のものには要注意です。
歯に着色することを避けるためには、食後にすぐ歯ブラシをしたり水を飲んで口内を洗浄することを心がけると良いでしょう。
また、レモンやオレンジなど酸性の強い食べ物も控えるべきです。
ホワイトニング剤の影響で歯の表面を覆う膜が弱くなっている(脱灰)ため、歯が溶けやすい状態になっています。
<ホワイトニング期間中に避けるべき食べ物・調味料> コーヒー、紅茶、赤ワイン、ぶどうジュース チョコレート、ソース全般 レモン、オレンジなど酸性の強い食べ物
人工の歯には効果がない
ホワイトニングは天然の歯にのみ効果を発揮するものなので、人工の歯には効果がありません。
例えば、入れ歯や差し歯、インプラントなどをしている場合はホワイトニングの効果は得られません。
また、歯の神経を抜いてしまった場合もホワイトニングの効果はないので注意してください。
歯にヒビがある場合はホワイトニング剤が日々から入ってしまい歯にダメージを与える場合があるため利用を避けて下さい。
オフィスホワイトニングにかかる料金相場
オフィスホワイトニング以外にもホワイトニングは色々な方法で歯を白くできます。
オフィスホワイトニングのほか、ホワイトニングにかかる料金相場は以下の通りとなっています。
内容 | 料金相場 |
---|---|
オフィスホワイトニング | 20,000~70,000円 |
ホームホワイトニング | 20,000~50,000円 |
セルフホワイトニング | 1,000円~10,000円 |
デュアルホワイトニング | 50,000~100,000円 |
クリニックで毎回施術を行うオフィスホワイトニングはホームホワイトニングよりも若干相場が高めです。
一方、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する「デュアルホワイトニング」は最も高く、クリニックによっては10万円ほどかかることもあります。
クリニックによって大きく差がある
ホワイトニングの料金はクリニックによって大きく差があります。
料金の決まり方は「歯の本数によって変わる場合」や「施術の回数によって変わる場合」など、さまざまです。
一般的な料金相場は2万円前後ですが、クリニックによっては5万円から7万円という料金になることがあります。
歯の本数によって変わる場合
ホワイトニングの料金設定は歯の本数によって変わるケースがあります。
クリニックによって「1本いくら」と詳細に決まる場合もありますが、「上あご」「下あご」と別れるケースもあります。
ホワイトニングをする本数の目安としては、人から見える範囲の10本というのが一般的です。
歯の全体をホワイトニングしたいという場合は16本という本数になります。
施術の回数によって変わる場合
オフィスホワイトニングの平均回数は3~5回ほどで終わりますが、回数を増やすごとに料金が高くなる場合があります。
メンテナンス料金
ホワイトニングは1度施術して終わるものではなく、施術をしてからもメンテナンスの必要があります。
メンテナンスをしないと、すぐに歯の白さは戻ってしまうため定期的なメンテナンスを心がけましょう。
クリニックでメンテナンスをする場合、追加費用がかかります。
例えば、歯垢(プラーク)の除去をするにはクリーニングという方法が一般的です。
クリーニングの料金相場は5,000円から10,000円になります。
オフィスホワイトニングで白い歯を手に入れよう!
オフィスホワイトニングは、歯科医や歯科衛生による施術で白い歯を手に入れられます。
強力な薬剤を使って歯医者さんのプロによる施術を受けられるので、しっかりと白い歯を実現できます。