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多発性硬化症(MS)

多発性硬化症(MS)

脳・脊髄・視神経の炎症による症状に、体全体を整えながら向き合う

多発性硬化症(MS)は、脳、脊髄、視神経に炎症が起こる病気です。神経は、体へ命令を送る「電線」のような役割をしています。その神経のまわりには、電線を守るカバーのようなミエリンがあります。MSでは、このミエリンが傷つくことで、神経の信号がうまく伝わりにくくなります。

MSの症状は、人によって大きく違います。目が見えにくい、ものが二重に見える、手足がしびれる、力が入りにくい、歩きにくい、尿や便のトラブルがある、強い疲れを感じる、集中しにくいなど、さまざまな症状が出ることがあります。

MSでは、症状が強く出る時期と、少し落ち着く時期をくり返すことがあります。感染症、過労、ストレス、出産後などがきっかけになり、症状が悪くなることもあります。また、お風呂や運動などで体温が上がると、一時的に症状が強くなることがあります。これをウートフ徴候といいます。

MSの一般的な治療では、症状が強く出たときの治療、再発を防ぐ治療、症状をやわらげる治療、リハビリなどを組み合わせます。急に悪くなったときにはステロイドの点滴などが行われ、再発を防ぐためにさまざまな薬が使われます。当院では、神経内科での治療を大切にしながら、腸内フローラを整えることと幹細胞エクソソーム治療を組み合わせ、免疫、炎症、酸化ストレス、栄養状態など、体全体の状態を整えるサポートを行います。

このようなお悩みはありませんか?

  • 視力が落ちる、目を動かすと痛い、ものが二重に見える
  • 手足がしびれる、力が入りにくい、歩きにくい
  • 疲れやすい、体温が上がると症状が強くなる
  • 尿や便のトラブルがある
  • 標準治療に加えて体調を整えたい

当院の特徴は、腸内フローラ検査・乳酸菌マッチングと幹細胞エクソソーム治療を組み合わせ、神経内科の治療と並行して体全体の状態を整えるサポートを行うところです。

MSと腸内フローラの関係

腸内フローラとは、腸の中にすんでいるたくさんの細菌の集まりです。腸は食べ物を消化するだけでなく、免疫にも深く関わっています。腸内細菌が作る物質は、体の炎症や免疫バランスに関係すると考えられています。

MSについても、腸内フローラとの関係が研究されています。国内の研究では、MSの患者様の腸内環境では、酪酸やプロピオン酸という短鎖脂肪酸を作る力が低くなっている可能性が示されました。短鎖脂肪酸は、腸の状態や免疫バランスを整えるうえで大切な物質です。

また、病気が進んだMSでは、体の中の酸化ストレスが高くなっている可能性も報告されています。酸化ストレスとは、体の中で細胞を傷つけやすい状態のことです。炎症や疲れやすさにも関わることがあります。

そのため当院では、腸内フローラを「MSを直接治す原因」と考えるのではなく、免疫、炎症、栄養、体調を支える土台として大切にしています。腸の状態を整えることで、便通、栄養の吸収、疲れやすさ、睡眠、ストレスへの強さなどを支え、神経内科の治療と一緒に、毎日の体調を少しでも良い方向へ整えることを目指します。

腸内フローラへの治療は、MSの標準治療の代わりではありません。神経内科の主治医による治療を続けながら、体全体の状態を整えるためのサポートとして行います。

幹細胞エクソソームが注目される理由

エクソソームとは、細胞から出るとても小さな粒のようなものです。中には、細胞同士が情報を伝えるための成分が入っています。たとえば、たんぱく質、脂質、核酸、成長因子などです。近年、エクソソームは、炎症を整えたり、組織の修復を助けたりする可能性があるものとして研究されています。

幹細胞エクソソーム治療は、幹細胞そのものを入れる治療ではありません。幹細胞が出す、体の調整や修復に関わる成分を含んだエクソソームを使う治療です。MSの分野では、研究段階において、神経の炎症をやわらげることや、傷ついたミエリンの修復を助ける可能性が注目されています。

当院では、赤ちゃんのへその緒である臍帯から得られる幹細胞をもとに培養した、成長因子を多く含むエクソソームを使います。MSを「治す」と断定するものではありませんが、神経の炎症、酸化ストレス、組織の修復、体の回復力に関わる環境を整え、標準治療だけでは届きにくい部分を補うことを目指します。

治療の方法

腸内フローラ検査・乳酸菌マッチング

腸の中の細菌バランスを調べ、患者様に合う乳酸菌を選びます。
免疫、炎症、短鎖脂肪酸、便通、栄養吸収を支えることを目的とします。

幹細胞エクソソーム治療

成長因子などの働きで、炎症や酸化ストレスへのサポートを行います。
臍帯由来エクソソームを使った再生医療的な治療です。
60億個/100cc 1回 110,000円~

医科・歯科連携評価

口の中、噛む力、栄養状態、慢性炎症の原因を確認します。
生活の質と体調を支えることを目的とします。

治療手順

1. 初回カウンセリング・診察

まず、現在の症状、MSと診断された経緯、MRIや血液検査などの結果、神経内科で受けている治療、飲んでいる薬、再発の回数、疲れやすさ、睡眠、便通、食事内容、ストレス、感染症の起こりやすさなどをくわしくお聞きします。MSは、病気のタイプや症状の出方が一人ひとり違うため、患者様の状態に合わせて治療の進め方を考えます。

MSとよく似た病気に、視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)やMOG抗体関連疾患があります。これらは治療方針が異なることがあるため、診断名や検査結果がわかる資料があればご持参ください。当院の治療は、主治医の治療をやめるものではありません。再発を防ぐ薬、急に悪くなったときの治療、リハビリ、症状をやわらげる治療を続けながら、腸内環境とエクソソーム治療により体全体の状態を整えることを目指します。

2. 腸内フローラ検査

腸内フローラ検査では、腸の中にどのような細菌が多いのか、バランスがどうなっているのかを調べます。MSでは、免疫バランス、炎症、疲れやすさ、便通、栄養状態、ストレスなどが複雑に関わるため、腸の状態を確認することは、体調管理の方針を考えるうえで大切です。

検査結果をもとに、短鎖脂肪酸を作る力、便秘や下痢の傾向、食事内容との関係を確認し、神経内科の治療と並行して体調を支える計画を立てます。

3. 乳酸菌マッチング検査・マッチング乳酸菌の処方

腸内環境を整えるためには、どの乳酸菌でもよいわけではありません。人によって腸の状態が違うため、自分に合う乳酸菌を選ぶことが大切です。当院では、腸内フローラ検査と乳酸菌マッチング検査の結果をもとに、患者様に合った乳酸菌を処方します。

マッチング乳酸菌により、便通、栄養の吸収、免疫のバランス、炎症の状態を整えることを目指します。MSでは、疲れやすさ、ストレス、感染症などが症状の変化に関わることがあります。腸内環境を整えることは、毎日の体調管理と標準治療を支える土台づくりにつながります。

4. 幹細胞エクソソーム治療

腸内環境の確認とあわせて、必要に応じて幹細胞エクソソーム治療をご提案します。当院では、赤ちゃんの臍帯から培養した幹細胞に由来する、成長因子や情報伝達物質を多く含むエクソソームを使います。

エクソソーム治療は、神経の炎症、酸化ストレス、細胞同士の情報伝達、組織の修復などに関わる部分へ、広く働きかけることを目指す自由診療です。治療方法、回数、間隔は、MSのタイプ、症状の程度、今受けている治療、体調、ご希望をふまえてご提案します。

5. 経過確認・アフターフォロー

治療後は、体調、便通、疲れやすさ、睡眠、しびれ、歩きやすさ、尿や便の症状、再発の有無、日常生活で困っていることなどを確認します。MSは長く体調管理を続けることが大切な病気です。当院では、神経内科の主治医との連携を大切にしながら、患者様が標準治療と自由診療を安全に併用できるようサポートします。

費用

本治療は自由診療です。検査内容、乳酸菌の種類、エクソソーム治療の回数や方法によって費用が変わるため、初回カウンセリング時にくわしくご説明します。

■初回カウンセリング
(プレシジョンヘルスドック込み)6,600円

Option
■腸内フローラ検査 33,000円
■乳酸菌マッチング検査 16,500円〜55,000円
└検査後処方費用 5,500円〜/月
■幹細胞エクソソーム治療 60億個/100cc 1回 110,000円~

  • 料金は税込み表記です
  • 自由診療となっております

  • 治療期間や通院回数は、症状、検査結果、治療の目的によって変わります。
  • 乳酸菌の服用により、まれに便秘・下痢・湿疹などの皮膚症状が出る場合があります。
  • エクソソーム治療の注意点、副作用、受けられない場合については、診察時に医師からご説明します。

多発性硬化症の原因となる”ストレス”との向き合いかた

多発性硬化症をはじめ、病気の悪化する原因は肉体的な問題だけでなく精神的な問題、ストレスも大きく関係します。

ストレスの問題は「外からの刺激の程度」と「受け止める側のコンディション」の2つの要素から成り立ちます。

しかしながら私たちは外からの刺激、他人や周囲環境を無理矢理変えることはできません。

つまり、ストレスに対して強くなるには「受け止める側のコンディション」を整えることが一番現実的であると考えます。

では、どうしたらストレスに強いコンディションを作ることができるか?

答えは”腸内環境”にありました。

皆さんは”脳腸相関”という言葉をきいたことあるでしょうか?
私たちの脳と腸は自律神経系、内分泌系、免疫系の三つの経路を介して、 互いに影響を及ぼしあっています。

例えば、脳が緊張を感じるとお腹が痛くなったり、下痢を起こしたりしますよね?
これは脳からのシグナルが神経を通じて腸の動きに影響を与えているからです。

また、腸内細菌たちがつくるホルモンの原料は脳に送られて消費されます。
有名なものはセロトニンというホルモンで、別名”幸せホルモン”とも呼ばれます。
幸せを感じやすくさせ、ポジティブな気持ち、活動的な気持ちにさせてくれるのです。
のセロトニンをしっかり出せる状況に”腸内環境”を整えることが、私たちにできるストレスに強いコンディションつくりなのです。

脳を直接コントロールすることはできませんが腸内環境、腸内に住み着く細菌はコントロールすることが可能です。
腸内フローラ検査にて自分の腸の状態を知り、自分に合った腸内環境の整え方を見つけましょう。

また、最近の研究では腸内環境は口腔内環境に大きく影響を受けることがわかっています。
お口の中に悪玉菌がいっぱいいると、毎日それを飲み込み続けることによって腸内に悪玉菌が増えてしまい、腸内環境を悪くするのです。

腸内環境を整えるには、消化管の上流である口腔内環境を整えることもとても重要になります。

腸内環境、口腔内環境を一気に調べられるのが、高輪クリニックグループで提供しているプレシジョンヘルスドックです。

高輪クリニックグループは内科・歯科の連携でベストな医療をご提案致します。

まとめ

多発性硬化症(MS)は、脳、脊髄、視神経に炎症が起こり、神経の信号が伝わりにくくなる病気です。目の症状、しびれ、脱力、歩きにくさ、尿や便のトラブル、強い疲れなど、人によってさまざまな症状が出ます。治療では、症状が強く出たときの治療、再発を防ぐ治療、症状をやわらげる治療、リハビリを組み合わせることが基本です。

当院では、腸内フローラ検査と乳酸菌マッチングにより、腸の状態を整え、免疫、炎症、短鎖脂肪酸、栄養吸収を支えます。さらに、臍帯由来の幹細胞エクソソーム治療により、神経の炎症や酸化ストレス、組織の修復に関わる面から、患者様の体を総合的に支えることを目指します。

MSと診断され、標準治療に加えてできることを探している方、腸内環境や疲れやすさを整えたい方、再生医療によるサポートを検討したい方は、どうぞ一度ご相談ください。患者様お一人おひとりに合わせて、よりよい体調づくりを一緒に考えていきます。

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