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見えない矯正で後悔!裏側矯正の値段とおすすめしない理由を解説

元AKB48の指原莉乃を筆頭に芸能人の間でも人気の高い「見えない歯科矯正」ですが、安易な気持ちで見えない矯正を選ぶと、後悔してしまうかもしれません。

この記事では、歯科矯正の種類や費用、見えない矯正のメリット・デメリットを紹介していきます。
見えない矯正を検討中の人は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読むとわかること
  • 矯正の種類
  • 見えない矯正の種類
  • 歯科矯正にかかる費用相場
  • 見えない矯正のメリット
  • 見えない矯正のデメリット
  • 見えない歯科矯正がおすすめな人

見えない矯正は普通の矯正と何が違うの?

「見えない歯科矯正と普通の歯科矯正は何が違うんだろう?」、「何か特別な器具を使用しているんだろうか?」と疑問に思っている人もいるでしょう。
一般的な歯科矯正と見えない歯科矯正の違いを知るためには、歯科矯正の種類を知る必要があります。

そのため、まずは歯科矯正の種類と、見えない歯科矯正の種類をそれぞれ紹介していきます。

矯正の種類

現在主流の歯科矯正の種類は、治療実績が豊富なワイヤー・ブラケット矯正を含め3つあります。

それぞれ治療の流れが異なるので、特徴やメリット・デメリットを理解して、治療方法を選択しなくてはいけません。
矯正の種類ごとの特徴を解説していくので、現在見えない矯正を検討している人は、まず歯科矯正の種類を把握しましょう。

  • ワイヤー・ブラケット矯正
  • マウスピース矯正(インザビライン)
  • セラミック矯正

ワイヤー・ブラケット矯正

ワイヤー・ブラケット矯正は古くから行われている歯科矯正の方法で、治療に3年程度かかります。
矯正の治療が終わるまで歯に取り付けた器具の取り外しができないので、慣れるまで喋りにくさや食べにくさを感じることもあるでしょう。

しかし、幅広い歯並びに対応していて、口ゴボやガチャ歯もしっかりと矯正できます。

メリットデメリット
治療実績が豊富
色々な症状に対応できる
比較的安価に矯正できる
汚れや着色がつきやすい
痛みを感じることがある
ワイヤーやブラケットが目立つ

マウスピース矯正(インザビライン)

マウスピース矯正はインザビラインとも呼ばれる比較的新しい矯正方法で、治療に1年3年かかります。

理想の歯並びにするためにマウスピースをはめて歯並びを整えていく方法で、段階ごとにマウスピースは作り変えなくてはいけません。
マウスピースはいつでも取り外しができますが、着用時間が短くなるほど矯正効果は低くなります。

メリットデメリット
取り外しができる
痛みが少ない
矯正しているのが目立ちにくい
頻繁にマウスピーを作り変えなくてはいけない
マウスピースを付け忘れると効果を得られない
毎日マウスピースを洗浄する必要がある

セラミック矯正

セラミック矯正は歯を削ってセラミッククラウンを被せる矯正方法で、治療期間はもっとも短い1か月3か月程度です。

歯の色・形・歯並びを短期間で解決できますが、健康な歯を削り、場合によっては神経も取り除かなくてはいけません。
セラミック矯正を検討している人は、「健康な歯を削らなくてはいけない」という点も頭に入れておきましょう。

メリットデメリット
短期間で治療が終わる
歯の色も変えられる
痛みが少ない
健康な歯を削らなくてはいけない
神経を取らないといけない可能性がある
変色や劣化の可能性がある

見えない矯正の種類

見えない歯科矯正について紹介していきます。

見えない歯科矯正は、一般的に行われているワイヤー・ブラケット矯正を裏側に取り付けたり、ホワイトワイヤーを使用して目立たないように工夫した矯正方法です。
ほかにも、マウスピース矯正で周囲に気づかれにくい歯科矯正が行えます。

  • 裏側矯正
  • マウスピース矯正(インザビライン)
  • ホワイトワイヤー矯正

裏側矯正

裏側矯正とは、ワイヤー・ブラケット矯正を歯の裏側に取り付ける矯正方法です。
歯の表面に矯正器具が見えないので、近くで話しをしても気づかれることはありません。

ただし、歯の裏側に矯正器具が付くので、喋りにくさや食べにくさを感じる場合があります。

メリットデメリット
矯正していると気づかれにくい
歯の表面に着色や傷がつきにくい
食べかすが目立たない
喋りにくい
食べにくい
費用が高い

マウスピース矯正(インザビライン)

マウスピース矯正は1日22時間以上マウスピースを装着することで、歯並びをきれいに整える矯正方法です。

基本的に食事のとき以外は着用しておかなくてはいけませんが、マウスピースが透明なので、矯正をしていると気づかれません。
装着時間を自己判断で短くすると、矯正が進まず治療が伸びてしまうので注意しましょう。

メリットデメリット
矯正していると気づかれにくい
むし歯の心配が少ない
自分の意志で矯正装置を取り外せる
喋りにくい
22時間以上装着しなくてはいけない
装着時間が短いと治療期間が延びる

ホワイトワイヤー矯正

ホワイトワイヤー矯正は、白色のブラケットやワイヤーを使用したワイヤー・ブラケット矯正のことです。

ワイヤーが白くコーティングされているので、ぱっと見矯正をしていると気づかれません。
ただし、使用していると徐々に白いコーティングが剥がれてしまうことがあります。

メリットデメリット
パッと見矯正しているとわからない
幅広い歯並びに対応できる
治療実績が豊富
痛みを感じやすい
コーティングが剥がれる可能性がある
摩耗によって治療速度が落ちる可能性がある

歯科矯正にかかる費用相場

歯並びの矯正にかかる費用は10万円150万円程度と非常に幅が広いです。

矯正方法によって費用が異なり、もっとも高いワイヤー・ブラケット矯正の裏側矯正は、表側矯正に比べて40万円以上費用に差があります。
ここからは、歯科矯正にかかる費用を紹介していくので、検討中の矯正方法の費用相場を確認しておきましょう。

歯科矯正の種類ワイヤー・ブラケット矯正マウスピース矯正セラミック矯正
費用相場表側:60万円~100万程度
裏側:100万~150万円程度
10万円~100万円程度10万円程度/1本

ワイヤー・ブラケット矯正

ワイヤー・ブラケット矯正は、裏側・表側・ハーフリンガルと呼ばれる裏側と表側を併用する方法の3種類があります。

もっとも費用が高いのが、見えない矯正として人気の裏側矯正で、100万円〜150万円程度必要です。
「歯並びが気になる部分が前歯だけ」という場合は、部分矯正を選ぶと、歯科矯正の費用を抑えられます。

歯科矯正の種類表側矯正裏側矯正ハーフリンガル矯正
全体矯正の費用相場60万円~100万程度100万円~150万円程度80万円~150万円程度
部分矯正の費用相場30万円~60万円程度40万円~70万円程度35万円~65万円程度

マウスピース矯正(インザビライン)

マウスピース矯正も、歯全体を矯正する方法と、一部分を矯正する方法の2通りが選択できます。
歯全体を矯正したい場合は、60万円〜100万円程度かかるでしょう。

また、マウスピースの装着時間が短いと治療に時間がかかり、矯正費用が高くなる可能性があるので注意しましょう。

歯科矯正の種類マウスピース矯正
全体矯正の費用相場60万円~100万程度
部分矯正の費用相場10万円~40万円程度

セラミック矯正

セラミック矯正は、1本あたり10万円が相場です。
使用するセラミックの種類によって費用は異なり、セラミックインレーやセレックを選ぶと矯正費用を抑えられます。

「歯が1本だけずれて生えている」など、矯正したい歯が少ない人におすすめです。

セラミックの種類セレックセラミックオールセラミックラミネートベニアセラミックインレー
歯科矯正の費用相場4万円~6万程度5万円~7万円程度8万円~10万円程度5万円~10万円程度3万5,000円~5万円程度

普通の矯正と見えない矯正の違い

普通の矯正と見えない矯正は、費用自体に大きな違いはありません。
違いがある部分というと、矯正中の審美性があげられます。

見えない歯科矯正は、審美性に拘りパッと見では矯正していると分からないので、矯正していることを知られたくないという人に最適です。

見えない矯正のメリット

見えない矯正はメリットばかりのように思われますが、デメリットも存在します。
矯正を受ける前にメリット・デメリットが分かっていれば、治療をはじめてから後悔することはないでしょう。

そこで、見えない矯正のメリット・デメリットを紹介するので、矯正を検討中の人は目を通しておいてくださいね。

  • 矯正の装置が目立たない
  • 矯正に対するハードルが下がる
  • 歯の表側に着色が付きにくい

矯正の装置が目立たない

見えない矯正は第三者から見て、歯科矯正の装置が目立ちません。
とくに、裏側矯正やマウスピース矯正は、歯に注目しない限り矯正をしていることに気づかれないでしょう。

矯正器具を付けていることを知られたくない人に最適です。

矯正に対するハードルが下がる

通常の歯科矯正は「ブラケットやワイヤーが目立ってしまうから抵抗がある」、「仕事で支障がでる」と治療に悩んでいる人もいるでしょう。
見えない矯正なら、上記のような歯科矯正に対する治療ハードルをグンと下げてくれます。

「人前に立つ仕事をしているから矯正をして歯が目立ってしまうのは困る」という人にもおすすめです。

歯の表側に着色が付きにくい

ワイヤー・ブラケット矯正は歯の表面にブラケットを装着してワイヤーを通すため、治療過程で着色汚れが付いたり傷がつく場合があります。
しかし、見えない矯正ならその心配はありません。

とくに、マウスピース矯正は自分で矯正器具を取り外せるので、しっかりと歯をメンテナンスしながら矯正を進められます。

見えない矯正のデメリット

見えない矯正のデメリットは、口腔内を清潔に保つのが難しい傾向にあることです。
裏側矯正やホワイトワイヤー矯正は、常に付けっぱなしの状態になっているのでプラークや食べかすがたまりやすいので、むし歯にならないようにケアしましょう。

また、通常の矯正に比べて費用が高くなる可能性があります。

  • 口腔内の清潔を保つのが難しい
  • 費用が高い傾向にある
  • しゃべりにくさや活舌が悪くなる場合がある

口腔内の清潔を保つのが難しい

見えない矯正だけには限りませんが、歯科矯正をすると口腔内の清潔さを保つのが難しいといわれています。
ワイヤー・ブラケット矯正は常に器具が付けっぱなしになるため、歯垢がたまりやすいので、気をつけてケアをしなくてはいけません。

また、マウスピース矯正は、マウスピースもしっかりケアしておかないと、臭いの原因になります。

費用が高い傾向にある

ワイヤー・ブラケット矯正の裏側矯正を行うと、表側矯正よりも費用が高くなります。
差額が40万円以上になるので、費用面でもしっかり検討してくださいね。

マウスピース矯正も、しっかり装着時間を守って治療を進めなければ、治療期間が延びて費用がかさむ可能性があるので注意しましょう。

しゃべりにくさや活舌が悪くなる場合がある

ワイヤー・ブラケット矯正やマウスピース矯正は、器具の装着によって滑舌が悪くなる場合があります。
慣れるまでしゃべりにくさを感じることも多いです。

矯正器具を付けていることに慣れてしまえば、普段通りにしゃべれるようになります。

見えない歯科矯正がおすすめな人

見えない歯科矯正のメリット・デメリットから、見えない歯科矯正がおすすめな人がわかりました。

歯科矯正を検討している人の中でも、見えない歯科矯正がおすすめなのは、以下に当てはまる人です。
それぞれおすすめな理由を紹介していくので、自分に当てはまるかチェックしてみましょう。

  • 矯正をしていると周りに知られたくない人
  • 人前に立つ仕事をしている人
  • 矯正中の着色が心配な人

矯正をしていると周りに知られたくない人

見えない歯科矯正は、矯正をしていることを周囲の人に知られたくない人におすすめです。
歯に目立つ矯正器具を付けたくないという人は、マウスピース矯正を選ぶとストレスなく矯正を進められるでしょう。

最近はマウスピース矯正でもしっかり歯並びを整えられるので、周囲に気づかれずにきれいな口元を目指せます。

人前に立つ仕事をしている人

見えない歯科矯正は、人前に立つ仕事をしている人におすすめです。

裏側矯正は、口をのぞき込まない限り矯正をしていることが分からないので、仕事への影響も少ないでしょう。
実際に、芸能人でも裏側矯正で歯並びを整えている人が多いです。

矯正中の着色が心配な人

「歯科矯正中に歯が黄ばんでしまうのではないか」と心配している人にも、見えない矯正がおすすめです。

裏側矯正やマウスピース矯正なら、歯の表面をしっかりケアできます。
矯正終了後に歯の見える部分に着色が付いたり、傷が付いたりする可能性は通常よりも低いでしょう。

見えない歯科矯正は慣れるまでが大変!

歯科矯正は、口の中に矯正器具を付けて生活しなくてはいけないので、慣れるまでが非常に大変です。
痛みがあったり、滑舌が悪くなったりすることもありますが、どれも一時的な症状なので安心してくださいね。

よくある歯科矯正のような目立つ器具をつけたくない人は、他人から見えない歯科矯正方法を選んで、歯並びを整えましょう。

マウスピース矯正
高輪クリニックの歯科診療の特徴