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歯列矯正の失敗例&原因と対策|後悔しないためのポイント2つ

歯科矯正は、失敗してしまうケースもあります。

しかし、どのような原因で失敗してしまうのかを事前に理解しておけば、失敗のリスクを軽減できるでしょう。

この記事では、『ワイヤー矯正』『マウスピース矯正』両方で起きる失敗やその原因と対応策、歯列矯正で後悔しないためのポイントについて解説します。

歯列矯正6つの失敗例

歯科矯正には、主に6つの失敗例があります。

  • 矯正器具がなかなか外せない
  • 口が閉じない
  • あごが痛い
  • 出っ歯になった
  • 歯列が整わなかった
  • 矯正前の状態に後戻りしてしまった

それぞれの失敗例や原因について、以下で解説します。

矯正器具がなかなか外せない

矯正器具がいつになっても外れず、治療が長期間に及んでしまうケースです。

「失敗」とは言えませんが、以下のような不安を抱えたままの治療になってしまうでしょう。

  • 「当初予定した矯正期間よりも時間がかかっている」
  • 「いつになったら矯正装置が外れるのだろう?」

原因

矯正器具が外せず、不安を抱えてしまう原因としては、以下のようなケースが考えられます。

  • ドクターの説明期間と違う
  • ドクターから矯正期間の説明がなかった

上記のようにならないためにも、カウンセリング時にしっかりと治療期間について聞いておきましょう。

口が閉じない

歯科矯正を受けた結果、口を閉じられない状態になるケースがあります。

口が開き、乾燥した状態が長く続くため、衛生的に良いとは言えません。

原因

歯科矯正のためには、抜歯が必要なケースもあります。

しかし、抜歯せずに歯列を拡大する治療を行ってしまうと、口が閉じられなくなるケースがあります。

3.あごが痛い

矯正を受けた後、あごの痛みを継続的に感じてしまうケースです。

歯科矯正はできても、あごの痛みが続き、日常生活に支障を与えてしまう可能性があります。

原因

適切ではない歯科矯正を行ってしまうと、かみ合わせが狂ってあごの痛みが生じます。

悪化すると顎関節症を引き起こす可能性もあるので、あごに異常を感じたら、すぐに担当医師に相談してください。

出っ歯になった

誤った非抜歯矯正をしてしまうと、出っ歯になってしまうケースがあります。

審美性のための歯科矯正にも関わらず、出っ歯で見た目を損なってしまいます。

原因

抜歯せずに、無理に歯列を拡大すると、前歯が突出してしまう可能性があります。

抜歯が必要であるかどうか、出っ歯の可能性があるかどうかは、事前に担当医師に確認してください。

歯並びが整わなかった

歯並びが整わないまま、矯正の終了を言い渡されてしまうケースがあります。

歯並びが整っていないので、失敗ケースと言えるでしょう。

原因

歯並びが整わないまま矯正終了となってしまう原因は、主に以下の2つが考えられます。

  • 医師の説明不足
  • 矯正終了のシミュレーションができていない

医師の技術による問題なので、事前に技術力を確かめておかなければいけません。

矯正前の状態に後戻りしてしまった

後戻りとは歯列矯正前の状態に戻ってしまうことです。

歯列矯正後は、リテーナーを装着して後戻りを防ぎます。

しかし、ケアによっては、後戻りしてしまう場合があります。

原因

矯正前の状態に戻ってしまう原因は、以下の2つが考えられます。

  • 医師の指示に反してリテーナーを装着しなかった
  • 医師がリテーナー装着の説明をしなかったため、装着を疎かにした

基本的にリテーナーは長期間つけなければいけません。

失敗を防ぐためには、正しいセルフケアも大事です。

歯列矯正が失敗する要因

歯科矯正が失敗する要因として、以下のケースが考えられます。

  • 虫歯・歯周病になった
  • 適切でない非抜歯矯正
  • 抜歯すべきでない歯を抜いた
  • 抜歯により生じた隙間が埋まらなかった
  • 検査不足
  • 説明不足
  • リテーナー装着の時間を守らなかった
  • 治療を途中でやめた
  • 装着時間不足
  • シミュレーションの確認を怠った
  • 無理な歯列矯正治療計画
  • 研磨のしすぎ
  • あまり歯が動かなかった

それぞれを確認して、歯科矯正に失敗しないための正しい知識を理解しておきましょう。

虫歯・歯周病になった

矯正治療中に虫歯や歯周病になると、矯正治療を中断しなければいけない可能性があります。

そのため、歯が後戻りしてしまい、矯正が予定通りのスケジュールで進まなくなってしまいます。

注意点

歯列矯正中は矯正装置によってブラッシングがしにくいため、虫歯・歯周病リスクが高まります。

特にワイヤー矯正の場合、食べかすなどが歯と矯正装置との間に残りやすいです。

ブラッシングを念入りにしないと、虫歯・歯周病の危険性が高まります。

適切でない非抜歯矯正

きれいに歯を並べるためには、歯が動くスペースを確保しなければなりません。

「口がうまく閉じられない」「出っ歯になった」の要因として、抜歯すべき歯列の症状を非抜歯矯正で治療することが挙げられます。

歯が動くためのスペースの確保方法

歯が動くスペースを確保する方法として以下のようなものがあります。

  • 抜歯する
  • 研磨する(非抜歯矯正)
  • 歯列を拡大する(非抜歯矯正)

歯を動かすスペースが必要だと判断された場合、どの方法をとるべきかを医師とよく相談してください。

抜歯すべきでない歯を抜いた

抜歯矯正を行う場合、本来抜歯すべきでない歯を抜いてしまい、トラブルになるケースがあります。

抜歯をすすめられた場合は、なぜその歯を抜歯するのか、しっかりと理由を確認しておきましょう。

抜歯するケースが多いのは前から4番目の歯

歯列矯正で抜歯が必要と医師が判断した場合、抜歯するのは一般的に前から4番目の歯(第一小臼歯)です。

抜歯により生じた隙間が埋まらなかった

「すきっ歯」のような状態になってしまう要因として、抜歯によって生じた隙間を埋められないことが挙げられます。

歯を抜いた部分が、移動した歯により完全に埋まれば問題ありません。

しかし、何らかの原因で計画通りにスペースが埋まらないケースもあります。

検査不足

不適切な「非抜歯矯正」「抜歯矯正」が起こる要因としては検査不足が挙げられます。

歯列矯正を行う際は、総合的な診断が必要で、骨格や噛み合わせなども検査しなければなりません。

十分な検査がなされないと、診断ミスや間違った矯正を行い「噛みあわせ」が合わない原因になります。

説明不足

医師によっては、説明が足りないケースもあります。

説明が足りないと「失敗」ではなくとも、納得できない状態で終了になってしまう可能性があります。

上記を防ぐためには、医師と「どんな歯並びに向かって」「どんな治療法を行う」のか事前に確認しておかなければいけません。

リテーナー装着の時間を守らなかった

歯列矯正終了した直後は歯が動きやすい状態です。

そのため、リテーナーを装着して、後戻りを防がなければいけません。

リテーナーの装着を適切に行わなければ、歯科矯正が失敗に終わってしまう可能性が高くなります。

保定期間

歯列の後戻りを防止する期間を「保定期間」と言います。

歯列矯正の終了から半年〜1年は歯が特に動きやすいため、後戻りを防ぐためには保定期間が必要です。

リテーナーの装着期間

一般的にリテーナーは矯正治療にかかった期間と同じ期間は装着することが勧められています。

さらに矯正治療にかかった期間と同じ期間が過ぎても、就寝中はリテーナーを引き続き装着することを指示されることもあります。

治療を途中でやめた

歯列矯正の治療を途中で辞めると、当然歯列矯正は失敗に終わります。

後戻りするのみならず、抜歯を伴う場合などは元の歯並びよりも、さらに悪化する可能性が高いです。

装着時間不足

装着時間不足はマウスピース矯正でよく起こる失敗です。

マウスピース矯正では、医師により指示されたマウスピースを1日20時間以上は装着することが必要とされています。

たとえきちんとした治療計画を立てられていたとしても、装着時間が守られないと、予定通りに歯が動かない原因となり、歯科矯正は失敗に終わります。

治療計画の確認を怠った

マウスピース矯正では、治療を始める前にデジタルシミュレーションと呼ばれる治療計画を作成します。

この治療計画を確認し同意しなければ、通常治療は開始されません。

治療計画をおざなりに確認し、同意してしまうと、思い通りの結果にならない可能性があります。

希望通りのマウスピース矯正をするポイント

希望通りのマウスピース矯正をするには、以下の2つのポイントを意識しましょう。

  • 医師とゴールを共有した上でシミュレーションを制作してもらう
  • シミュレーションをしっかり確認する

マウスピース矯正ではデジタルシュミレーションが成功のポイントと言えます。

無理な歯列矯正治療計画

「マウスピース矯正」「ワイヤー矯正」ともに無理な歯列矯正治療計画を行った場合、歯根が露出するリスクが生じます。

歯は歯槽骨(しそうこつ)という骨で支えられています。
歯科矯正によって歯に力が加わる治療をすると、歯は歯槽骨を吸収しながら移動してしまいます。
気をつけなければいけないのは、無理な歯科矯正によって過剰に歯槽骨が吸収されると、歯茎が下がり、歯茎に覆われるべき歯根が露出してしまうことです。

デジタル上で矯正治療計画を立てる際にレントゲンやCTなどで歯槽骨の位置を十分確認して治療計画を立てることで、歯根の露出は防げます。

研磨のしすぎ

マウスピース矯正の場合、抜歯せずに歯が動く隙間を得るため、歯の表面を薄く削る研磨処置(IPR)が行われます。

しかし研磨処置が不適切に行われてしまうと、歯と歯のスペースが広がりすぎて治療時間がかかる要因となります。

研磨は0.5mmまで

研磨処置は1本あたり0.5mmまでとするのが原則とされています。

それ以上研磨した場合には、矯正で良い結果が残せないばかりか、歯の寿命が縮まるリスクも指摘されています。

歯が動かない要因は2通り

歯が動かない要因として、医師側と患者側、2つの観点があります。

それぞれの失敗要因を見ていきましょう。

医師側の要因

医師側の要因として多いのは、以下の2つです。

  • 抜歯して歯の並ぶ隙間を確保すべきだったのに抜歯しなかった
  • ワイヤー矯正が適切だったのにマウスピース矯正を行った

患者側の要因

患者側の要因として多いのは、以下の4つです。

  • 指示されたマウスピースの順番を守らなかった
  • マウスピース装着時間を守らなかった
  • 勝手に歯科矯正をやめてしまった
  • 虫歯や歯周病にかかってしまった

歯列矯正の失敗を防ぐ2つのポイント

歯科矯正の失敗を防ぐためには、以下2つのポイントを意識してください。

  • 不安・疑問は治療前に解決
  • 自分にとって適切な矯正方法を選ぶ

なぜそれぞれの方法で失敗を防げるのか、以下で具体的に解説します。

不安・疑問は治療前に解決

歯列矯正で失敗する原因の一つに、「説明の不理解」があります。
これは医師が説明を怠っている場合もありますが、患者がおざなりに聞いている場合もあります。

わからない部分や不安点などは、積極的に相談して、事前に解決しておきましょう。

質問に丁寧に対応してくれない医師であれば、その歯科医院はやめておいた方が賢明です。

適切な矯正方法を自ら選ぶ

失敗を防ぐには、その歯列矯正方法が自分に合っているか否かも重要です。

歯並びの状態で医師が判断するのはもちろん重要ですが、自身の生活スタイルや性格なども考慮してその治療法が適切か否かを医師と共有しましょう。

代表的な歯科矯正方法|ワイヤー矯正とマウスピース矯正の比較

  • ワイヤー矯正
    基本的に矯正装置はつけっぱなし
    矯正装置付近のブラッシングに手間がかかる
  • マウスピース矯正
    マウスピースを自分で着脱できる
    マウスピースは1日20時間以上の装着が必要

歯列矯正に失敗した時はどうしたらいいの?

歯列矯正が失敗してしまった場合、以下のような対処法があります。

  • セカンドオピニオン
  • 返金を求める

ただし、上記の方法が必ずできるわけではありません。

セカンドオピニオンを受ける

現在通っている歯科クリニックで、以下のような不安があれば、セカンドオピニオンをおすすめします。

  • 担当医師の説明がものたらない
  • 当初の予定をすぎても治療が終わる気配がない
  • 治療の進捗状況の説明を求めても対応してくれない

さらに、セカンドオピニオンでよくない結果が出た場合は再治療ができるか否かを確認しましょう。

治療費が返金されるかどうかは状況次第

歯科矯正が失敗した場合、治療費が返金されるか否かという点は、状況次第とは言えますが一般的には返金されないと考えてください。

ただし、医師が明確な説明義務を怠った場合は、返金が可能になる場合もあります。

実際に返金可能かどうかは、状況によって異なるので、知見のある弁護士に相談してみましょう。

歯科矯正は失敗しないクリニックを選びましょう

歯列矯正に失敗した場合、前項で説明したように「セカンドオピニオン」を受けても「治療費の返還を請求」しても、満足のいく結果は得られないでしょう。

そのためにも、この記事で説明した失敗の実例と要因を理解して、失敗を防ぐようにしなければなりません。

失敗を防ぐには、医師の方針と患者の気持ちとのすり合わせにより「矯正の最終形」を共有すること、自分に合った矯正方法を選択すること、ドクターの指示にしっかりと従うことの3つが重要です。

マウスピース矯正

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