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寝るときは入れ歯を外したほうが良い?就寝前のお手入れ方法も解説します

歯の模型を持つ手元

普段使っている入れ歯は、寝るときにどのように扱うと良いのでしょうか。結論として誤飲事故などを防ぐために就寝中は入れ歯を外すべきですが、例外的につけたまま寝たほうが良い場合もあります。それぞれの理由や、就寝前のお手入れ方法をくわしく解説するので、トラブルを防ぐために確認しておきましょう。

寝るときは入れ歯を外すのがおすすめ

寝るときは入れ歯を外すことをおすすめします。その理由は後ほどくわしく解説しますが、誤飲事故や細菌の繁殖などのトラブル防ぐためです。とくに高齢者の方は誤嚥性肺炎を引き起こすリスクが高く、命に関わるトラブルに発展する恐れもあるため要注意です。

例外的につけたまま寝たほうが良い場合もある

寝るときは入れ歯を外すのが基本ですが、以下のようなリスクがある場合に限り、例外的につけたまま寝たほうが良い場合もあります。

<例外的に入れ歯をつけたまま寝たほうが良いケース>

  • 歯列矯正の直後など歯が移動しやすい場合
  • 噛み合わせの問題で口腔内を傷付ける恐れがある場合
  • 顎関節症を発症している場合
  • 寝ているときに歯ぎしりや食いしばりをする機会が多い人

ただし、あくまでも寝るときは入れ歯を外すことが原則です。入れ歯をつけたまま寝たほうが良い方に対しては、その際の入れ歯の扱い方やつけたまま寝る期間などについて歯科医師が説明しますから、歯科医師からの指示が出た場合は必ず守りましょう。

寝るときに入れ歯を外す目的

寝るときに入れ歯を外す目的は、主に以下の3点です。

<寝るときに入れ歯を外す目的>

  • 誤飲事故を防ぐため
  • 歯茎やあごに負担をかけるのを防ぐため
  • 細菌の繁殖を防ぐため

それぞれのポイントを順番にわかりやすく解説します。

誤飲事故を防ぐため

寝るときにとくに注意したいのが誤飲事故です。部分入れ歯の場合はサイズが小さく、寝ているときに外れるとそのまま飲み込んでしまうかもしれません。ごく少数ですが、総入れ歯を誤飲したというケースも見受けられるため、油断せずリスクに備える必要があります。

歯茎やあごに負担をかけるのを防ぐため

歯磨きをしながら痛みを感じる女性

入れ歯の装着中は歯茎やあごが圧迫され、負担がかかってしまいます。そのままの状態で寝てしまうと、歯茎に傷がつき、口内炎を発症するリスクがあるため注意しましょう。口内炎ができると、入れ歯を使って咀嚼することが難しくなり、最悪の場合は筋肉のバランスが崩れて顔の形が変わる可能性があります。

細菌の繁殖を防ぐため

寝ているときは唾液の分泌が減り、虫歯菌の殺菌作用が薄れてしまいます。入れ歯は丁寧にメンテナンスしていても汚れやすく、細菌が繁殖しやすいため、入れ歯をつけたまま寝るのは不衛生です。細菌が繁殖した結果、炎症や腫れを引き起こしたり、虫歯や歯周病のリスクを高めたりするため注意しましょう。

寝るときに入れ歯を外すデメリットはある?

寝るときに入れ歯を外すデメリットとして考えられるのは、以下の3点です。

<寝るときに入れ歯を外すデメリット>

  • 噛み合わせが不安定になる可能性がある
  • 噛み合わせの問題で口腔内に傷がつく可能性がある
  • 歯が移動して歯並びが悪くなる可能性がある

これらのリスクはゼロではありませんが、寝るときは基本的に入れ歯を外すことをおすすめします。歯科医師から入れ歯をつけたまま寝たほうが良いとアドバイス・指示されていない場合は、寝る前に入れ歯を外し、正しい方法でお手入れをしてから就寝しましょう。

寝る前には入れ歯のお手入れを欠かさずに!

歯の模型で入れ歯を手入れする様子

寝る前に入れ歯を外したら、お手入れを欠かさずに行いましょう。正しいお手入れの方法は次のとおりです。

<入れ歯を正しくお手入れする方法>

  1. 清潔なお水に洗浄剤を入れて溶かす
    市販されている洗浄剤を水に溶かします。水道水で構いませんが、清潔なコップに注ぎましょう。
  2. 洗浄液に入れ歯を浸して放置する
    洗浄液に入れ歯を完全に浸し、指定された時間までそのまま放置します。
  3. 入れ歯用の歯ブラシでブラッシングする
    洗浄が終わったら、入れ歯用の歯ブラシでブラッシングしましょう。通常の歯磨きを行う感覚でブラッシングすれば大丈夫です。ただし、研磨剤入りの歯磨き粉を使うと入れ歯を傷める恐れがあるため、歯磨き粉は使わずにブラッシングすることをおすすめします。

定期的にクリーニングも受けましょう

入れ歯を毎日洗浄・ブラッシングすることに加えて、残っている歯を定期的にクリーニングすることも大切です。定期健診を受けることで、入れ歯による幹部へのダメージをチェックできるほか、他の歯の状態も細かく確認できます。

残っている歯を健康に保つことで、歯並びの悪化を防ぎ、入れ歯が長持ちする可能性を高められることもメリットです。最低でも半年に1回の頻度で定期健診を受けて、歯と歯茎の健康を維持しましょう。

まとめ

就寝する女性

寝るときは入れ歯を外してお手入れし、外した状態のままで就寝することをおすすめします。入れ歯をつけたまま寝たほうが良いケースもありますが、これは例外的なケースです。誤飲事故や口内炎、細菌の繁殖による虫歯・歯周病リスクを抑えるために、基本的には寝るときは入れ歯を外しましょう。

高輪クリニックでは、患者様の歯の状態を細かく確認したうえで、寝るときの入れ歯の扱い方やお手入れの方法などについてわかりやすく説明しています。また、入れ歯を作る際は、噛み合わせや口周りの筋肉のバランスなどを加味した治療の提案が可能です。入れ歯に関する不安を抱えておられるなら、まずは当院にご相談くださいませ。

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