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インプラントの寿命は何年?寿命を延ばすためのポイント5つを紹介します

インプラントの仕組みを説明する模型

インプラントには寿命があり、永遠に使い続けられるわけではありません。しかし使い方次第ではインプラントの寿命を延ばせるため、そのためのポイントを5つチェックしておきましょう。本記事では、入れ歯やブリッジの寿命や、インプラントの寿命が来た場合の対処法などの情報も交えながらくわしく解説します。

インプラントの寿命は?

インプラントの寿命は平均して10~15年ほどといわれています。ただし、これは歯科医師からの指示を守り、適切にメンテナンスを続けた場合の寿命です。人間の体と同じように、メンテナンスをおろそかにしているとインプラントの寿命を早めてしまいますから、正しいメンテナンス法を知っておきましょう。

入れ歯の寿命は?

入れ歯の平均寿命は4~5年ほどです。基本的な入れ歯治療の場合、失った歯の隣にある歯を土台として使い、クラスプという金具を引っかけて使います。必然的に入れ歯にかかる負担は大きくなり、傷みやすいため、入れ歯の寿命はインプラントと比べて大幅に縮んでしまうのです。

ブリッジの寿命は?

ブリッジの平均寿命は7~8年ほどです。ブリッジは失った歯と隣り合う2本の歯を削って土台にするため、入れ歯と比べて安定感が高く、より長い寿命に期待できます。しかしインプラントと比べると周囲の歯への負担が大きく、義歯自体もダメージを受けやすいため、平均寿命はインプラントよりも短めです。

インプラントの寿命を延ばすためのポイント5つ

インプラントの寿命を延ばすためのポイントは以下の5つです。

<インプラントの寿命を延ばすためのポイント5つ>

  • 歯科医院での定期的なメンテナンスを行う
  • 歯ぎしりや食いしばりを減らす
  • 禁煙する
  • 日々の手入れを徹底する
  • 信頼できる歯科医院を選ぶ

いずれも重要なポイントなので、インプラント治療を受ける前に確認しておきましょう。

歯科医院での定期的なメンテナンスを行う

歯科医による治療の様子

インプラントの手術後は、歯科医院で定期的なメンテナンスが必要です。歯磨きなどのセルフケアでは除去できない範囲の汚れを取ったり、噛み合わせの不具合などのチェックを受けたりするために、必ず歯科医院でメンテナンスを受けましょう。

メンテナンスを受けずに放置した場合「インプラント周囲炎」を引き起こし、重度の歯周病に発展してせっかくのインプラントが外れてしまうかもしれません。また、多少なりとも金属アレルギーのリスクがありますから、このようなトラブルが起きていないかを確認することが大切です。

歯ぎしりや食いしばりを減らす

歯ぎしりや食いしばりを頻繁に行うと、インプラントや結合部分がダメージを受け、最悪の場合は脱落する恐れがあります。そのため歯ぎしり・食いしばり対策も必要です。意識的に直すことは難しいため、歯科医師に相談し、就寝中に使うマウスピースを制作するなどして対策しましょう。

禁煙する

禁煙もインプラントの寿命を延ばすために必要です。喫煙回数が多い人は、インプラントと骨が結合しにくくなり、手術の成功率が下がってしまいます。また、喫煙が多いとニコチンなどの成分の影響により血流が悪化し、歯周病の発生リスクが高まることにも注意しなければなりません。

可能であれば手術を受ける前から禁煙を始めると、術後の経過がよくなり、インプラントの寿命も延ばしやすくなるでしょう。完全に禁煙するのは困難かもしれませんが、タバコの本数を極力少なくするよう意識することが大切です。

日々の手入れを徹底する

自身の歯を指さす女性

先述したように歯科医院で受けるメンテナンスも重要ですが、歯磨きなど日常的な手入れもおろそかにできません。インプラントの周囲にある歯や歯茎は炎症を起こしやすいため、口内の細菌をできる限り増殖させないように対処しましょう。歯と歯の間にたまった汚れを除去するためには、歯間ブラシやデンタルフロスを使うと有効的です。

信頼できる歯科医院を選ぶ

信頼できる歯科医院を選んでインプラント治療を受けましょう。インプラントの寿命は、歯科医師の技術による影響も受けます。インプラントの寿命を延ばすためには、十分な治療実績を持つ歯科医師が在籍する歯科医院で治療を受けることも大切です。

また、後述するように治療後の保証を行っている歯科医院もあります。保証制度のある歯科医院で治療を受ければ、保証期間内に発生したトラブルには無料で対応してもらえる可能性が高いため、高額な治療費を無駄にする心配がなくなるでしょう。

インプラントは寿命が来たらどうなる?

説明をする歯科助手

インプラントの寿命とは、固定されたインプラントが何らかの理由で脱落した瞬間を指すことが一般的です。寿命を迎えたあとの対処法は、インプラントの状態によって以下のように異なります。

<インプラントが寿命を迎えたあとの対処法>

  • 上部構造(クラウン)が欠けた場合・・・上部構造を交換する
  • 根元から脱落した場合・・・再手術を受けてインプラントを取り付け直す

再手術が必要な場合は基本的に有料ですが、このあと解説するように無料で治療を受けられる場合もあるため、契約内容を確認しておきましょう。

保証期間内なら無料で再治療してもらえる場合もある

インプラントの保証期間内ならば、何らかのアクシデントによりインプラントが欠けたり脱落したりした場合に、無料で再治療してくれる場合もあります。インプラントには保険を適用できず、治療費は高額になりますから、万一のことを考えて保証制度が明確な歯科医院で治療を受けましょう。

ただしインプラントの保証には条件があります。保証内容や保証期間が歯科医院によって異なるほか、メンテナンスを無視したり、セルフケアをおろそかにしていたりすると保証の対象外となる場合があるため注意しましょう。万一の事態に備えるためにも、歯科医師による指示は必ず守るべきです。

まとめ

インプラントの寿命は平均して10年~15年ほどです。半永久的に使い続けられるわけではありませんが、入れ歯やブリッジの平均寿命と比べると長持ちします。メンテナンスの有無によってもインプラントの寿命は大きく左右されるため、歯科医師からの指示は必ず守り、適切な検査とメンテナンスを受け続けましょう。

高輪クリニックでは、頑丈で壊れにくいジルコニアを使ったインプラント治療を主軸としています。治療前には入念な金属アレルギー検査を実施しており、治療後にトラブルが発生するリスクを下げることが可能です。各種保証にも対応しておりますので、安心して当院のインプラント治療をご利用ください。

インプラント
高輪クリニックの歯科診療の特徴