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仮歯の値段は高い?気になる費用と仮歯の必要性について解説

歯の治療において、仮歯を作る場合がありますが、

「仮歯はどのくらいの費用がかかるのだろう」
「仮歯は本当に必要か」

と疑問に思う方は多いのではないでしょうか。

この記事では歯科治療の仮歯にかかる費用と仮歯の必要性について解説します。

結論として、仮歯は保険適用とそうでない場合とで費用が大きく異なります。

また、仮歯が担っている様々な役割を知ることで、仮歯の必要性を認識していただけるはずです。

また、仮歯を装着した際の注意点についても説明していきますので、「仮歯にお金をかけたくない」と言う方は、この記事を最後まで読んで理解していただけたら幸いです。

この記事でわかること

  • 仮歯とは
  • 仮歯の素材について
  • 仮歯の役割について
  • 仮歯の一般的な費用について(保険適用・適用外)
  • 仮歯のまま治療しなかった場合の危険性について
  • 仮歯を装着した際に気をつけること

仮歯とは

まず初めに、歯科治療で処置されることのある仮歯とはどういうものかについてお話ししていきます。

仮歯とは、歯の治療中に詰め物や被せ物が入るまでの間に一時的に入れておく人工的な被せ物のことです。

専門用語では「テンポラリークラウン」、「TEK(テック)」などと呼ばれています。

仮歯は何から作られているのか

仮歯は、レジンというプラスチック状の樹脂を材料に作られているのが一般的です。

その名の通り仮の歯なので、仮歯はセラミックなどのように強度がなく、やや粗い作りになっているので、長く装着すると着色や汚れが目立ってしまうという特徴があります。

仮歯をつけたときに感じる痛みについて

仮歯を装着した後に、痛みや違和感を感じることがありますが、しばらくすると治まる場合が多いです。

ですが、噛み合わせが悪い場合に感じる痛みに関しては、そのままにしておくと他の部分にまで影響が出ることが考えられるので、早めに調整してもらう必要があります。

また、仮歯を長い間つけていることで、仮歯が外れかけて歯茎にぶつかることで痛みを生じる場合もあるので、そのような場合も早めに受診するようにしましょう。

大切な仮歯の役割

歯科治療では、仮歯を装着して、治療中付けたり外したりしますが、仮歯を装着するのは見た目を良くするための理由だけではありません。

仮歯の期間は非常に短いですが、実は仮歯は他にも重要な役割を果たしているのです。

仮歯はどのような働きをしているのか詳しく説明しますので、

「仮歯を作るのに費用がかかるなら必要ない」

と思っている方はぜひ確認していただきたいと思います。

歯が動かないように固定する

歯は隣の歯と接していないと非常に動きやすくなっています。

そのため、仮歯をしていないと周囲の歯が少しずつ動き出します。

また、空いた部分に隣の歯が倒れ込んでくるなどして、最初に型取りした歯の位置が変わってしまうことがあるのです。

せっかく被せ物を作っても合わないというトラブルが発生するので、仮歯を装着して歯を動かなくし、歯並びや噛み合わせを調節することが必要となります。

審美的目的

治療中の歯は見た目が悪くなっています。

特に前歯など、人から見られやすい部分の治療中は何もしていないとマイナスな印象を持たれてしまうこともあるでしょう。

仮歯を装着することで見た目の印象を治療前と変わらないようにすることができます。

削った歯を外部からの刺激や細菌から守る

口の中には、非常に多くの細菌が存在しています。

歯の表面のエナメル質は虫歯への抵抗力があるものの、その内側の象牙質にはあまりありません。

そのため、治療中に象牙質を剥き出しの状態のままにしていると細菌が入り込み、新たに虫歯を作ってしまう危険性があったり、被せ物を装着しようとした時にうまく付かなったりするというデメリットがあるのです。

仮歯を装着することで、細菌が入り込むのを防ぐなど、治療中の歯を守る役割も担っています。

歯の機能を回復

歯はものを噛むのに必須なので、仮歯があることで食べ物が詰まらず、治療前と変わらずに食事をすることができるでしょう。

また、言葉を発する際も歯は重要な役目をしています。

歯列に隙間が生じるとそこから息が漏れて発音しづらくなりますが、仮歯があることでうまく発音できるようになるのです。

被せ物をする前の確認

仮歯をすることで、「被せ物の形態がこれで良いのか」を確認ができます。

歯磨きはしやすいか、装着した際の歯茎の状態はどうかなどを確認する、言わば被せものの予行練習の役目も持っているのです。

また、仮歯を入れた状態で形や色などのバランスを確認してもらい、問題があれば改善するなど医師と患者さんが満足して治療を終えることができるようになります。

仮歯は高い?料金について解説

歯科治療において、費用面を心配する方は多いかと思います。

では、一時的なものではありますが、様々な働きをしている仮歯を1本作るのに、どのくらいの費用がかかるのでしょうか?

仮歯の治療にかかる値段についてお話しします。

仮歯は保険適用になるのか

保険内で仮歯を装着するのは機能面が目的であることが多いです。

たとえば、虫歯が進行してしまった場合に保険診療で被せものをするときに必要な仮歯は保険内で収まります。

しかし、セラミックやインプラント治療などの審美性の高い仮歯にする場合は一般的に保険適用外となるので、注意が必要です。

仮歯の値段は?

仮歯治療において、保険が適用される場合と自由診療となる場合が考えられ、それによって費用に差が生じます。

保険適用の場合は3割負担ですので、1本あたり1,000円以内に収まる場合が多いです。

自由診療の場合は病院が金額を自由に決められるため歯科医院によってバラつきがあるのですが、3,000円〜10,000円程度となります。

なぜ仮歯は高いの?

自由診療で仮歯の装着に1本あたり3,000円以上かかると思ったら、悩んでしまいますよね。

自由診療の仮歯装着の費用が高いのには以下のような理由が考えられます。

  • 審美性や耐久性の高いものを選んでいる
  • 技術料が含まれている
  • 医師が知識や技術を学ぶための費用が含まれている

保険診療に比べて費用がかかってしまいますが、自由診療というのは患者さん一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療となるため、手間や時間、技術を惜しみなく提供してもらえるというメリットがあります。

一般歯科

仮歯のまま放置すると危険!

仮歯を装着したことで、不自由がなくなり「仮歯のまま治療しなくても良いかな」と思っている方はいませんか?

実は、これは非常に危険な行為です。

仮歯はあくまでも被せ物などをする前段階に装着するもので、強度や細菌への抵抗力がそれほど強くなく、長い間使うことで汚れが目立ちやすくなります。

仮歯の寿命

仮歯の寿命は明確ではありませんが、もともと精度は高くないので数ヶ月程度です。

そのため、仮歯をして1ヶ月以上経つと歯のトラブルが起きやすくなります。

もし仮歯を放置して何か問題が生じると時間も費用も余計にかかってしまうどころか、皆さんの大切な歯の寿命も短くなる可能性もあります。

こういったトラブルを起こさないためにも、仮歯を装着したら放置せず、定期的に歯科医院に通うようにしましょう。

仮歯を放置することで起こり得るリスク

仮歯をしたまま治療をせず長い間放置した場合、以下のようなトラブルが生じることがあります。

  • 外れる・破損する
  • すり減る
  • 虫歯になる
  • 着色汚れが目立つ
  • 口臭を引き起こす
  • 残っている歯の質が悪くなる

仮歯を放置することで起こり得るリスクについて詳しく解説します。

リスク①外れる・破損する

仮歯は装着後に治療で付けたり外したりするために、弱い接着剤でとめています。

ですから1〜2ヶ月もすると接着力が弱くなっている状態です。

仮歯を装着して本物の歯のように過ごすことは可能ですが、放置したままにすると、硬いものを噛んだときの衝撃で割れてしまったり、何もしなくても突然外れてしまったりすることがあります。

リスク②すり減る

仮歯は最終的な詰め物に比べると柔らかい素材でできているため、すり減りやすいです。

特に奥歯は1〜2ヶ月程度で徐々にすり減っていきます。

そうすると噛み合わせのズレが生じてしまうので、せっかく型取りをして製作した詰め物が入らなくなれば、一から作り直なければならなかったり、装着後に調整しなければならなかったりするなど、時間や費用が大きくかかることになります。

リスク③虫歯になる

仮歯を放置してすり減ったり破損したりすると歯と仮歯の隙間が生じ、そこから細菌が入り込み、虫歯が悪化したり、新たな虫歯ができてしまうことがあります。

そうすると治療が長引いたり、最悪の場合、抜歯せざるを得ない状況になってしまう可能性があります。

リスク④着色汚れが目立つ

仮歯に使用されている歯科用のプラスチック素材は、汚れや水分を吸収しやすく、天然歯よりも汚れが付きやすい性質です。

そのため、日常生活を送っていると、

  • 経年劣化による変色
  • 食べ物による着色

などが原因でどうしても汚れが目立ってしまいます。

審美的にも良くないので、治療を終えて仮歯を外す必要があるのです。

リスク⑤口臭を引き起こす

仮歯の素材は臭いも吸収しやすく、仮歯に付着した汚れや仮歯を装着したときの接着剤が溶けた隙間から入り込んだ菌などから臭いを発生させます。

放っておけば口臭がどんどん悪化して、人間関係にも悪い影響を与えることにもなり得ます。

リスク⑥残っている歯の質が悪くなる

仮歯を長期間放置すると、天然歯と仮歯との間に細菌が入り込むため、治療中の歯以外の健康な歯の質まで悪くなってしまいます。

他の歯を守るためにも、仮歯を装着したら早い段階で治療を受ける必要があるのです。

仮歯は壊れやすい!費用をかけないために気をつけること

仮歯はセラミックや金属のような強度のある材料ではないため、劣化が早く壊れやすいという特徴があります。

歯の治療中に大切な役割を担う仮歯が壊れると再び歯科医院に行って作り直す必要があるため、余計な費用がかかってしまうことになります。

そうならないためにも、仮歯をつけた際に気をつけていただきたいことをお話しします。

硬いものや粘着物を噛まない

硬いものを噛んでしまうと、割れたりかけたりしてしまうので、仮歯を装着している期間はなるべく硬いものを噛まないように食事には気をつけてください。

また、

  • ガム
  • キャラメル

のような粘着性の高いものを噛んだ場合に、仮歯が外れてしまうこともあるので、避けるようにしましょう。

歯ブラシやフロスの使い方に注意する

仮歯は被せ物をした後の歯とは違い、ピッタリと収まっていません。

歯茎と仮歯との間に汚れが溜まりやすくなっているため、丁寧に歯磨きをしましょう。

歯ブラシの他にデンタルフロス糸ようじなどを使用する方もいらっしゃると思いますが、仮歯が取れてしまう恐れもあるので、難しい場合は無理して使用しなくて大丈夫です。

デンタルフロスは上下に動かすと仮歯が取れやすいので、フロスを入れて横に引き抜くように使用してください。

仮歯が取れても自分で接着剤などで付けない

仮歯は治療で取ったり外したりを繰り返す必要があるので、取り外しのしやすい歯科専用の弱い接着剤を使って装着するのが一般的です。

そのため、仮歯が取れやすくなっているのですが、自分で直そうと一般の接着剤を使ってしまうと、しっかり固定されすぎて外すのに歯を削らなければならなくなる可能性が出てきます。

また、歯型を再び取らなくてはならない場合もあるので、治療を長引かせないためにも仮歯が取れた場合はすぐに歯科医院で付け直してもらいましょう。

仮歯は正しく扱うことで大切な歯を守れる

仮歯にかかる費用と仮歯の必要性についてお話ししました。

進行した虫歯などに保険診療で仮歯をつける場合は比較的安価に収まりますが、審美性の高い仮歯には1本あたり3,000〜10,000円ほどかかるということを知っておきましょう。

また、仮歯を付けることで見た目の印象を守られるのはもちろん、治療がスムーズにいったり、他の歯を守ったりする役割を果たしてくれるので、「高いから仮歯は必要ない」と思わず、歯の治療において必要な存在だということを認識していただけたらと思います。

仮歯のまま治療を受けなかったり、仮歯を破損してしまったりすると費用や時間がかかることになるので、ぜひその点を注意して仮歯の期間を過ごしましょう。

一般歯科

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