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歯医者が怖いと感じる人は多い?安心して通院するための工夫を解説

歯のレントゲンを見ながら話をする様子

過去のイメージや漠然としたイメージによって「歯医者が怖い」と感じる人は多くおられます。痛みなどの自覚症状をお持ちの人だけでなく、恐怖心によって歯科検診も避けている人は多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、歯医者が怖いと感じる場合の工夫をお伝えします。歯の脱落など重大なトラブルが起こる前に、相性のよい医院を見つけて治療・検診を受けましょう。

歯医者が怖いと感じる人は実は多い!

歯医者が怖いと感じる人は、大人でも子どもでも一定数いるでしょう。「以前治療を受けた際に痛い思いをした」「キーンという音を聞くだけで怖い」など、歯医者がトラウマになっている人もいるかもしれません。こういった症状のことは「歯科恐怖症」と呼ばれていて、この恐怖心のために治療に適したタイミングを逃す恐れがあります。

たしかに歯医者における治療には痛みがともなう場合がありますが、痛みに配慮したクリニックがあることも事実です。慎重に病院選びを行えば、さまざまな麻酔を適切に使い分けた、痛みを感じにくい治療を受けることもできます。歯科恐怖症を乗り越えて、歯や全身の健康を守りましょう。

歯医者が怖いと感じる理由

指をさして説明する歯科医

歯医者が怖いと感じる理由はさまざまですが、とくに多いのは以下の5点ではないでしょうか。どれか当てはまるようなことはありますか?

<歯医者が怖いと感じる理由>

  1. 何をされるかわからない
  2. 治療中に「痛い」と感じたことがある
  3. 医師に怒られるのではないかと感じる
  4. 嘔吐反射がある
  5. 歯を削る音が怖い

なぜ歯医者を怖いと感じるのか、まずはそのメカニズムを見ていきましょう。

①何をされるかわからない

歯医者における治療の内容がわからず、未知のものに恐怖心を感じるのは人間として自然なことです。「歯を削ったり、抜かれたりするかもしれない」「無理やり歯を抜くんだから痛いに決まっている」「抜歯に使う道具も怖そう」というように、連想ゲームのように恐怖心が煽られることもあります。

また、多くの日本人にとって歯医者はあまり多く足を運ぶ空間ではありません。慣れていない場所や、見知らぬ場所で緊張して身構えてしまうのも当然のことでしょう。接する相手が白衣をまとった医師であることも、つい圧倒されてしまう理由のひとつです。

②治療中に「痛い」と感じたことがある

過去に歯医者へ通った際、治療中に「痛い」と感じた経験があると、そのときの記憶がフラッシュバックして恐怖を感じてしまいます。実際に治療を受けた経験がなくても、テレビなどのメディアの中で歯の治療を受けて痛みを感じているシーンを見たことがあるといった人も、歯医者=怖い場所というイメージを持つことが多いようです。

たしかに、治療法によっては痛みを感じる可能性があります。抜歯などを行う際は局所麻酔の実施が普通ですが、麻酔をかけるときの注射の痛みに耐えられないという人も多いです。ですが、痛みに配慮した治療を行うクリニックを選ぶことも、歯科恐怖症を和らげるうえで大切なポイントです。

③医師に怒られるのではないかと感じる

歯の模型を見ながら歯磨きの練習をする様子

虫歯や歯周病を長く放置してしまった人や、虫歯だらけな人が心配しがちなのが「医師に怒られるのではないか」といった問題です。せっかく治療する気持ちになり、勇気を出してクリニックまで足を運んだのに、医師に説教されてしまっては嫌な気分になりますよね。

医師の性格や対応はさまざまなので、技術的には名医と呼ばれる先生でも性格的に合わない場合はあります。たとえば「手入れがなっていない」と患者さんに注意するような口調になる先生がいることも事実です。医師の性格や病院の特徴を確認して、やさしい対応を心がけるクリニックを選びましょう。

④嘔吐反射がある

嘔吐反射とは、口のなかに器具を入れた瞬間にえずいてしまう反応のことです。嘔吐反射が出る原因は「生理的反射」と「心理的要因」の2つにわかれます。前者は体の防衛反応が働くこと、後者はクリニックに対するトラウマや恐怖心を抱えていることが主な原因です。

嘔吐反射があると口の中をいじる必要のある歯医者では治療を受けにくくなるため、口腔内に異常を感じてもクリニックに通いにくいでしょう。こうした場合対策としては、事前に嘔吐反射があることを医師に伝えることがおすすめです。リラックスできる環境に身を置き、嘔吐反射が起こりにくい器具を使うことで解決できる可能性があります。

⑤歯を削る音が怖い

「キーン」という特有の歯を削る音が苦手と感じたり怖さがあったりして、クリニックに近寄りがたいという人もおられます。歯はとても硬いため、削るためには強力なパワーが必要です。残念ながら現代の技術では機器の音を抑えられませんが、治療中にイヤホンを装着するなどの方法で対処できるかどうか相談するとよいでしょう。

歯医者が怖いと感じる場合の工夫

頬に手を当てる女性

歯医者が怖いと感じる場合は、以下のような工夫を試みてみましょう。

<歯医者が怖いと感じる場合の工夫>

  1. 自分に合ったクリニックを選ぶ
  2. 痛みに配慮した医院を選ぶ
  3. セルフケアとメンテナンスを行う

それぞれの項目をわかりやすく解説します。

①自分に合ったクリニックを選ぶ

もっともおすすめなのは、自分に合ったクリニックを選ぶことです。医師をはじめとするスタッフとのコミュニケーションがとりやすいクリニックを選ぶことで、恐怖心を和らげるための最大限の配慮を受けられます。痛みや治療音に対応してくれる可能性もあるため、柔軟な対応を受けられるクリニックを選びましょう。

②痛みに配慮した医院を選ぶ

とくに歯を削る、抜歯するといった治療が必要な場合、どうしても治療の行程で痛みが発生してしまいます。しかし、痛みに配慮した機器・道具を使用するクリニックを選ぶことで、痛みを最小限に抑えることが可能です。痛みを抑えるうえでもっとも効果的なのは麻酔ですが、麻酔には以下のような種類があります。

<歯科医院で使われている麻酔の種類>

  • 表面麻酔・・・粘膜の表面に塗布する麻酔で、注射の痛みを和らげる
  • 局所麻酔・・・虫歯や神経の治療に使われる麻酔で、神経の働きを遮断することで痛みを和らげる
  • 伝達麻酔・・・神経の根元を麻痺させる麻酔で、幅広い範囲の痛みを和らげる
  • 静脈内鎮静・・・睡眠薬に似た麻酔で、眠ったまま治療を受けられる

使用する麻酔の種類によっても、効果の範囲と内容が大幅に異なります。適切な種類の麻酔を使って治療してくれるクリニックを選ぶことで、痛みを感じにくい治療を受けられるのです。

③セルフケアとメンテナンスを行う

自宅でセルフケアとメンテナンスを定期的に行っていれば、そもそも歯を削ったり抜歯したりといった痛みを感じやすい治療を受けずに済みます。ただし、適切にケアを行ったからといって100%虫歯や歯周病を防げるわけではありません。トラブルの早期発見・早期治療につなげるために、クリニックで定期的な歯科検診も受けましょう。

まとめ

歯医者が怖いと感じる人は多くいます。そうした怖さを感じている場合には、痛みに配慮した医院を選ぶことにより、痛さを気にしない治療を受けることが可能です。最初のカウンセリング時になんでもご相談ください。

高輪クリニックでは、患者さんの希望を最大限に尊重した治療を行っています。使用する薬品も安心・安全・自然をモットーに、エビデンスのしっかりした生薬・生菌・再生医療を提供しているため、歯医者への恐怖を感じる方はぜひ当院をご利用ください。

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