外科的アプローチ(脂肪除去)と再生系素材による総合的なたるみケア構想
年齢を重ねるにつれて気になる頬からフェイスラインのもたつき。当院では、バッカルファット(頬脂肪)の除去という外科的手段と、将来的な再生系素材の活用を組み合わせた包括的なアプローチを構想しています。
本ページでは、現在提携先で実施可能なバッカルファット除去の詳細と、採取した頬脂肪を培養・加工して将来的にEV(エクソソーム等)治療素材として活用する構想についてご紹介します。ただし、すべての治療が現時点で提供可能なわけではなく、準備中の内容も含まれますので、その点を明確に区別してご説明いたします。

バッカルファットとは

頬の深層にある脂肪組織
バッカルファット(頬脂肪体)は、頬の深い部分、咬筋や表情筋の間に存在する脂肪の塊です。若い頃は頬のふっくらとした印象を支えていますが、加齢とともに周囲の組織がゆるむことで下方へ移動しやすくなります。
この脂肪組織が下垂することで、頬のもたつき感やマリオネットラインの深まり、フェイスラインのぼやけた印象につながる可能性があると考えられています。ただし、たるみの原因は複合的であり、バッカルファットのみが原因とは限りません。
注意:バッカルファットの状態や下垂の程度は個人差が大きく、診察による適応判断が必要です。すべての方に除去が適しているわけではありません。
バッカルファット除去で期待できること
頬のもたつき軽減
余分な脂肪組織を取り除くことで、頬周辺のボリューム感が軽減される可能性があります。ただし、効果の程度には個人差があります。
小顔印象への影響
フェイスラインがすっきりすることで、相対的に小顔に見える方向性が期待できる場合があります。骨格や皮膚の状態によって結果は異なります。
将来的なたるみ予防の考え方
加齢に伴う脂肪の下垂を予防する選択肢として検討される場合がありますが、確実な予防効果が保証されるものではありません。
手術の概要
バッカルファット除去は、口腔内(口の内側)から行うため、顔の表面に傷跡が残りにくい特徴があります。
- 頬の粘膜を1〜2cm程度切開して脂肪組織を引き出し、適量を切除
- 吸収糸で縫合する場合、抜糸が不要なケースもある
- 施術時間は両側で30分〜1時間程度が一般的
- 当日から日常生活に近い形で過ごせる場合もあるが、医師の指示に従うことが重要

取りすぎのリスク:過剰に除去すると、頬がこけた印象になったり、老けて見える可能性があります。適切な除去量の判断には経験豊富な医師による診察が不可欠です。
当院の構想:頬脂肪の培養・加工とEV注射

EV(エクソソーム等)とは
EV(Extracellular Vesicle:細胞外小胞)は、細胞が分泌する微小なカプセル状の成分です。エクソソームはその代表的なもので、細胞間の情報伝達に関わり、組織のコンディション維持に何らかの役割を持つ可能性が研究されています。
美容医療分野では、肌の質感やハリ感、回復環境のサポートを目指す素材として注目されていますが、効果の程度や個人差については臨床データの蓄積段階にあります。
当院の取り組みと現在の提供状況
01提携先でのバッカルファット除去(提供中)
現在、提携先の東京塔医院において、経験豊富な美容外科医によるバッカルファット除去を実施しています。この段階で除去された頬脂肪を適切に採取・保管します。
02脂肪組織の培養・加工(準備中)
採取した頬脂肪から有用な細胞成分を分離し、専門施設で培養・加工する体制を整備中です。品質管理基準を満たした素材の作成を目指しています。
03EV注射による治療(構想段階)
培養・加工したEVを用いて、肌質改善やハリ感向上を目指す注射治療を将来的に提供する構想です。現時点では準備段階であり、提供開始時期は未定です。
重要:EV注射は現時点で当院または提携先で提供しておりません。バッカルファット除去は提携先で実施可能ですが、採取した脂肪の活用については今後の準備状況により対応が変わります。詳細はカウンセリング時にご確認ください。
適応になりやすい方・注意が必要な方
タイプ別の適応の考え方
脂肪によるもたつきタイプ
頬の脂肪量が多く、触るとボリューム感がある場合、バッカルファット除去の効果を感じやすい可能性があります。ただし、皮下脂肪との区別が重要です。
皮膚のゆるみ主体タイプ
脂肪量は少ないが皮膚のたるみが顕著な場合、バッカルファット除去だけでは改善が限定的な可能性があります。他の施術との併用を検討する場合もあります。
複合タイプ
脂肪量と皮膚のゆるみが両方関与している場合、段階的なアプローチや複数の治療法の組み合わせを提案する場合があります。
注意が必要な方
- 頬の脂肪量が少なく、すでに頬がこけている方
- 過去に顔面の手術や外傷の既往がある方
- 出血傾向のある疾患や、抗凝固薬を服用中の方
- 口腔内に活動性の感染症や重度の炎症がある方
- 妊娠中・授乳中の方
- ケロイド体質の方
- 全身状態に問題がある方
これらに該当する場合でも、状態によっては施術可能なケースもありますので、必ず医師の診察を受けて適応を判断してください。
ダウンタイムとリスクについて
バッカルファット除去は比較的ダウンタイムが短いとされる施術ですが、個人差が大きく、すべての方に同じ経過をたどるわけではありません。
一般的なダウンタイム
当日〜3日
腫れや違和感がピークとなる時期。口を大きく開けにくい、頬の張りを感じる場合があります。
1週間
腫れが徐々に引き始め、日常生活への支障が軽減する時期。内出血が出現する場合もあります。
2週間
多くの方で外見上の腫れが目立たなくなる時期。口腔内の傷も落ち着いてきます。
1〜3ヶ月
最終的な仕上がりが見えてくる時期。内部の組織が安定し、自然な状態に近づきます。
主なリスクと副作用
一般的なもの
- 腫れ、痛み、内出血
- 口を開けにくい感覚
- 頬の違和感やしびれ
- 左右差(一時的または永続的)
まれに起こりうるもの
- 感染症
- 血腫形成
- 神経損傷による顔面の動きの変化
- 唾液腺周囲の影響
長期的な懸念
- 取りすぎによる頬のこけ
- 期待した効果が得られない
- 加齢による変化との相互作用
重要:これらのリスクは医師の技術や経験、患者様の体質によって発生確率が変わります。事前の診察で詳しくご説明し、ご理解いただいた上で施術の可否を判断します。
相談から施術までの流れ
初回カウンセリング(当院)
お悩みやご希望を詳しくお伺いし、バッカルファット除去の適応可能性について初期評価を行います。他の治療法との比較も含めてご説明します。
医師による診察・適応判断
顔の骨格、脂肪の分布、皮膚の状態などを詳しく診察し、バッカルファット除去が適しているかを医学的に判断します。適応外の場合は代替案をご提案します。
提携先(東京塔医院)でのバッカルファット除去
適応と判断された場合、提携先の美容外科医による施術を手配します。手術当日の流れ、術後の過ごし方について詳しくご説明します。
術後フォローアップ
定期的な経過観察を行い、腫れや痛みの状態、傷の治り具合を確認します。気になる点があればいつでもご相談ください。
将来的なEV注射のご提案(準備中)
採取した頬脂肪の培養・加工が完了し、EV注射の提供体制が整った段階で、ご希望の方にご案内する予定です。時期は未定です。
各ステップで十分な説明と同意確認を行い、患者様が安心して治療を受けられる環境を整えています。ご不明な点や不安なことがあれば、どの段階でもお気軽にお尋ねください。
よくある質問
傷跡は外から見えますか?
バッカルファット除去は口腔内からアプローチするため、顔の表面に傷跡は残りません。口の中の粘膜を切開しますが、通常は目立ちにくく、日常生活で他人に気づかれることはほとんどありません。
どのくらい腫れますか?
個人差が大きいですが、多くの方で3日〜1週間程度が腫れのピークです。マスク着用で目立たなくできる程度の腫れが一般的ですが、中には2週間程度かかる方もいます。冷却や安静により軽減できる場合があります。
いつから仕事に復帰できますか?
デスクワークであれば翌日から可能な方も多いですが、人前に出る仕事や接客業の場合は1週間程度の余裕を見ることをお勧めします。医師の指示に従ってください。
取りすぎが心配です
取りすぎによる頬のこけは、一度生じると修正が難しい場合があります。当院提携先では、患者様の骨格や脂肪の分布を慎重に評価し、適切な除去量を判断しています。不安な点は事前診察で詳しくご相談ください。
EV注射はいつから受けられますか?
現時点ではEV注射の提供時期は未定です。採取した頬脂肪の培養・加工体制が整い、品質管理基準を満たした段階で、ご希望の方に優先的にご案内する予定です。最新情報はお問い合わせください。
HIFUや糸リフトとの併用は可能ですか?
併用可能な場合もありますが、施術の順序やタイミングが重要です。通常はバッカルファット除去後、十分に回復してから他の施術を検討します。最適な組み合わせは診察時にご提案します。
上記以外にもご不明な点がございましたら、カウンセリング時にお気軽にお尋ねください。患者様の疑問や不安にひとつひとつ丁寧にお答えします。
費用とお支払いについて
バッカルファット除去(提携先実施)
提携先の東京塔医院での施術費用は、診察時に詳しくご案内いたします。料金には手術費用、麻酔費用、術後の定期検診費用が含まれます。
自由診療(保険適用外)となりますので、全額自己負担となります。医療費控除の対象となる場合がありますので、詳細は税務署または税理士にご確認ください。
お支払い方法
- 現金一括払い
- クレジットカード(VISA、Mastercard、JCB、AMEX)
- 銀行振込(事前振込)
キャンセルポリシー:施術予定日の7日前までのキャンセルは無料です。それ以降のキャンセルや無断キャンセルの場合、キャンセル料が発生する場合があります。詳細は予約時にご確認ください。
まずはカウンセリングから始めませんか
頬のもたつきやたるみへの対処法は、お一人おひとりの状態によって最適なアプローチが異なります。バッカルファット除去が適しているのか、他の方法も検討すべきか、経験豊富な医師が丁寧に診察し、最適なプランをご提案します。
当院では、患者様が納得して治療を選択できるよう、十分な説明時間を設けています。リスクや副作用、ダウンタイムについても包み隠さずお伝えし、疑問や不安がすべて解消されてから次のステップに進んでいただけます。
EV注射については現在準備中ですが、将来的な活用可能性についてもカウンセリング時にご説明いたします。まずはお気軽にご相談ください。

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