金属アレルギー

金属アレルギーとは「アレルギー性皮膚炎」です。アレルギーは大まかに分けて4つに分類されますが、金属アレルギーは、「Ⅳ型・遅延型」に分類されます。アレルギーはたんぱく質に対し起こるものです。金属(イオン)が直接にアレルギーを起こすアレルゲンとはなりえません。金属から溶出した金属イオンが、人体が本来持つたんぱく質(ケラチン等が有名)と結合し、アレルゲンとなるたんぱく質に変質します。それがアレルゲンとなります。また、金属アレルギーの起こりやすさ(許容量)、反応を起こしやすい金属は、ひとそれぞれ異なり、それまで反応が出なかった人でも、許容量を超えることである日突然金属アレルギーを発症する事があります。

金属アレルギーの症状

金属アレルギーとは「アレルギー性皮膚炎」です。接触した部分に紅斑(こうはん、赤いぶつぶつ)や皮膚の盛り上がり、あるいは水疱を生じる疾患で、激しいかゆみや痛みをともなう場合があります。

金属アレルギーの原因

根本原因は口腔内と腸内にあるかもしれません

金歯や銀歯、体内に蓄積された金属

虫歯を削った後、なくなった歯を補うための金歯や銀歯は徐々に溶け出ていることが分かっており、溶け出た金属は体内に蓄積されアレルギー源となっている可能性があります。

慢性炎症

自覚症状のあまりない慢性炎症が引き金となって体の別部位に病気を引き起こすことを「病巣感染」といいます。代表的なものに歯の根っこや周囲に潜む無症状の歯周炎「歯性病巣」、扁桃炎「病巣扁桃」、上咽頭炎、慢性副鼻腔炎などがあります。金属アレルギーは、病巣感染が深く関わる代表的な疾患です。

腸内フローラのバランス

そもそもアレルギー反応が起きるのは、腸内細菌のバランスの乱れにより免疫が正常に働いていない可能性が高いのです。

高輪クリニックでの検査と治療

金属アレルギーの根本的原因が腸内環境、口腔内環境に認められることがあり、分野横断的に全身の検査を行います。
高輪クリニックではこれらの根本原因に対して、体に負担の少ない自然治療であなたをサポート致します。

基本検査と治療

実際の症例

金属アレルギーを原因とする掌蹠膿疱症(手の水疱、膿疱)

治療内容

金属アレルギーや腸内フローラ、 乳酸菌マッチング検査

どういった金属に反応しているのか/反応しやすいのか、またアレルギーを起こしやすい体質(腸内環境)になっていないかを検査

歯科治療/デトックス治療

原因となっていた金歯・銀歯を除去し、オールセラミックに入れ替えデトックス治療も同時並行で進め、体内に蓄積した金属を排出します。歯周病や根の先に溜まった膿の治療で慢性炎症の改善を行います。

乳酸菌内服治療

腸内フローラ、乳酸菌マッチング検査を踏まえ、マッチングした乳酸菌を服用

治療経過

2019年5月15日 初診時

2019年8月30日(3ヶ月後)
歯科治療終了時

2019年11月25日(6ヶ月後)
乳酸菌内服治療終了間際

検査内容

和合健康ドック(初診、内科医・歯科医による問診検査):5,000円
金属アレルギー検査、腸内フローラ検査:各15,000円
乳酸菌マッチング検査:25,000円

治療内容

歯科治療:メタルフリー補綴 / 4万円〜19万円
デトックス薬処方費用:5,000円 / 月
マッチング乳酸菌内服治療:自費3〜4万円(1ヶ月分)

治療期間

歯科治療・詰め物:約1ヶ月(来院回数3回)漢方の内服:3ヶ月
乳酸菌内服:6ヶ月

主なリスク・副作用

虫歯の進行具合により(虫歯が大きいと削る量が多くなり)、歯の神経が刺激され数日痛みを生じる可能性があります。神経まで細菌感染が及んでいた場合や炎症が持続する場合は、神経を抜く処置が必要になる可能性があります。定期的な確認・調整を行わなかった場合は、詰め物が破損する可能性があります。顕微鏡を用いても感染除去の可能性は100%ではありません。状態によっては追加で外科処置が必要なことがあります。

当院の特徴は、医科(皮膚科、内科)・歯科の2つの分野から診療できるところです。
あなたのつらいその症状、諦めず一緒に改善を目指しましょう。